安らぎと風格を感じられる家になりました
安らぎと風格を感じられる家に|雀居(ささい)の家
人工美に頼らず、自然美で表現した 一緒に年を経ってくれる心温まる居住空間
四季建築設計に決めた理由
理想は桂離宮でした。シンプルで風格があり、そして安らぎを感じさせる、そんな家が理想でした。建築士の橋本さんと色、素材、デザイン等々細かい所まで何回も何回も検討を重ね一つ一つ決定していきました。今考えてみればその時が一番楽しかったと思えます。
もちろん理想の桂離宮とは言えませんが、本当に満足のいく家が出来上がりました。
もちろん理想の桂離宮とは言えませんが、本当に満足のいく家が出来上がりました。
家づくりで一番こだわったところ
こだわりはありませんでした。
しかし、住んでいて安らぎが持てる家を作りたいという気持ちは常にありました。材料はやはり優しさを自然に与えてくれる木材を使い、色は出来るだけ素材が本来持っている自然な色が出るようにし、レイアウトはその色や素材がある流れを持って繋がっている。
あれっ? やっぱりこだわりはありましたかねぇ?!
ずばり、家自慢をお願いします
門を入ると粗い砂の中に敷き詰められた石畳のアプローチが、ごく自然に玄関まで導いてくれ、リビングの目隠しでもある竹枝の並びは大きな玄関に向かう緊張をほぐしてくれます。
玄関から入って2階への階段が始まるちょっと広めのスペースがあって、吹き抜けになっています。 床は竹材、収納可能な仕切りも竹。天井は萩、床は竹で敷き詰められています。 それからリビングは床暖房の前述と同じ竹材。すこし高めの天井にはログハウスを思わせる杉の大木が庭に向かって緩やかな勾配を持ちながら何本も横たわっています。照明は目に優しい間接照明を多く使用されていて、夜は特に安らぎを与えてくれます。
古い家の座敷の障子に使っていた富士山の図柄絵ガラスを上に見ながら襖をくぐると、ポワっと暖かいクリーム色で統一された座敷も好きですね。船底天井に暦き丸太の組合せは、橋本設計士の数ある自慢のデザインの一つですが、皆が誉めてくれます。仏壇もそこにあってご先祖様も気に入っていただけたかと思います。