10の設計力

光|10の設計力

太陽の角度、日射時間で光と風の解消

陽射しが弱い・強い、暗い等の問題はありませんか?

隣家と近いため南の陽射しが入りにくいので、冬は寒い感がある。
夏は西日が強く暑い部屋があるのに対し、廊下は暗い感がある。
このような光に関する悩みは、全て設計の段階でクリアーにすることができます。

太陽の角度で光の問題を解消

西日をシャットアウトしたり、南側から快適な太陽光を入れるために、四季建築設計では季節ごとの太陽の角度を割り出し日射時刻を加味することで、屋根の軒先の長さや庇(ひさし)の出寸法を方位別で決めています。

庇・軒先が無ければ、夏の日差しをすべて受け入れてしまうことに。
例えば当図の場合、夏の強い日差しや西日を庇(ひさし)でシャットアウトし、それ以外の季節は部屋の中に太陽光がしっかり入るように各季節で角度を計算し庇の長さを決めます。

天然の断熱効果

夏の西日を遮るように落葉樹を植えれば、窓から差し込む強い太陽光をシャットアウトできます。
また、芝生を植えることで太陽の熱を吸収し冷却効果が期待できます。
一方、冬になると葉が落ちるので、温かい太陽光を遮ることなく部屋に取り込むことが出来ます。

廊下や部屋の暗さを解消

庇の素材にガラスを用いて、雨露を避けつつ効果的に光を取り込みます。
ライトコートを設計に盛り込み、廊下の暗さを解消

「10の設計力」TOPへ戻る

設計アイデア集